ハーマンミラー社の大きなダンボールが届きました♪
モダン家具の代名詞的なアメリカのメーカーさんで、
ハーマンミラーの名前はご存じなくても、
おそらくイームズチェアなどの単語は
聞いたことがあるのではないでしょうか?
今回事務所に購入したのはイームズではなく
アーロンチェアというワークチェアを。
人間の座るということをひたすら研究・科学していくことから
生まれたワークチェアで、展示場で座った際に
気持ちよさに包まれ、購入を決意。
見た目は決して派手ではなく、むしろスタンダードな印象。
座ることのために作られたデザインは、
削ぎ落とされた美しさを醸し出しています。
私の建築思考に似ていることも
購入を後押ししたのかもしれません♪
茨城県古河市で工事中の専門学校の写真です。
床の型枠にあけた穴から、神々しい光が白く輝いていました。
洞窟の天井に空いた穴からこぼれる光のように、
暗がりの広い空間に1筋伸びる光は、
なんともありがたく穏やかな感覚にさせてくれます。
住宅などを設計する際に、「リビングはあかるいですか?」
と聞かれることがありますが、特に均一にあかるい必要がない
場合には、テーブルなどの必要な部分に
光を落とすような照明計画をおすすめしています。
照明だけではなく、光の濃淡や、入り方を調整することで
穏やかでくつろげる暮らしができると考えています。
今日の光を見ながら、宇都宮市にある大谷資料館を思い出しました。
光もさることながら、あそこはなんといっても涼しいです。
今さっきホームページをみましたら、
この酷暑の外気温が36度なのに大谷資料館は11度。11度です。
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美濃焼の工房を特別に視察させていただいた際に、
本来は個人に販売しないと言っていたお皿を
無理を言って何枚か譲っていただきました。
このお皿を初見で見た際に、頭の中で
パスタ、刺身、トマトのサラダなど、
色々な食材を盛りつけたいという欲にかられ無理をいいました。
想像していた通り盛り付けると美味しそうに。
私が器用であれば、もっと映えるように手を加え
さらにお皿の良さを引き出せるのでしょうが。。。
メンテナンスに少し手はかかりますが、
普段使うものだからこそ、少しでも豊かに。
それがより愛着へと変わっていきます。
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群馬県みどり市の10-houseに
初夏用の写真を撮らせていただきに伺いました。
工事中が秋だったということもあり、
落葉した庭を眺めながら
新緑萌え盛る季節を心待ちに...
想像していた通り建物は緑に馴染み
木々と溶け合うように庭園の景色をつくっており、
お施主さんからもニッコリと「快適です♪」の一言をいただきました。
ありがとうございます!
景色に馴染み、景色になる建築。
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建築の竹林。
コンクリートで建物を作る際に必ず現れる光景。
この竹林の中をすり抜けていくとき
自分自身にしか見えない道筋をたてて歩いていく。
ある程度均一な密度の中、方向性をもたない空間は
通り抜けるという目的が、道という空間をつくりだす。
考え方によって空間が変わるフレキシブルな状態。
住宅であっても、そんなゆとりのある空間をもつと
豊かになるのかなと思います。
茨城県古河市の専門学校工事も6層目。
この景色が見られるのもあと1層となりました。
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レンガタイルの工場検査に岐阜県多治見市に行ってきました。
工事中の専門学校のメインの印象を決める大切なファクター
でしたので、直接相談や意見交換を行える有意義な時間でした。
赤に近い明るいタイルの比率により、僅かな差でも
かなり印象が変わります。
写真の真ん中から右側が25%、左側が20%。
僅かな差ですが、見え方がかなり違うことが
お分りいただけますでしょうか。
現地の職方さんも、熟練の方々で、現地で比率を伝えると
その場で組み替えてくださる手際の良さに感動。
実際に貼り上げられる日が楽しみです。
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茨城県古河市で工事中の専門学校K-schoolの現場に
工事用のエレベーターが設置されました。
細い骨組みで組まれた架構、スケルトンな視界、
そして映画に出てくるような手動式のドア。
いい...
美しくはないですが、童心をくすぐられます。
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茨城県結城市で、民家の一室をリフォームして
サロンにする計画「Salon-N.O.」が始まりました。
10畳ほどのスペースを、20畳にも30畳にも感じることのできる
工夫をたくさん施し、造っていきます♪
和風のアンティークな現在の外観の雰囲気を生かし、
オーナーさん希望のヨーロッパの田舎にあるような
古民家テイストを練り混ぜていきます。
一見相反する位置にあるような和と洋を、
様々なテクスチャーと色を使い、つなげていきます。
のんびり気持ちのいいサロンになりそうです♪
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茨城県古河市で工事中の専門学校。
内部の色を考えるため、部分的な模型を制作しました。
目線の高さで写真を取り、加工していろいろな色を試します。
落ち着く配色や、元気の出る配色、気持ちのいい学校を目指して。
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宇都宮メディアアーツ専門学校の卒業制作展にいってきました。
建築をやっている者ですが、相変わらずその他の学科の
卒業制作に興味が湧いてしまいます。
今回一番面白いと思った作品がこの展示。
ラビュタが本当にあると信じていた小学生の頃は、
見るもの全てが、脳内で自由に変換され、
自分だけの世界を常に作っていた。
そんな気持ちをフラッシュバックさせてくれ
童心へと誘ってくれる気持ちのいい作品でした。
脳内変化を起こすと、
目の前にある鉛筆もただの鉛筆ではなくなり、
木こりのおじさんが削ってくれる。
ランドセルでスキーをしちゃう。
引き出しからポテトチップスが出てくる。
自分ならどんな世界を作るだろう。
わくわくがとまりません♪
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コンクリートを打つための型枠です。
大きな模型のように構成していく型枠を見ていると、
今見えているものが表のような表情に思えてきます。
等間隔に配置された金具も、
まるで植栽を這わせるための素敵な仕掛けに見えてきます。
この後、ここに鉄筋を組んで型枠で蓋をすると裏になるのですが、
コンクリートを打設して型枠を外すと、
今見えている面のツルッとした表情がコンクリートに記憶されます。
裏のような表のようなおもしろさ。
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茨城県古河市 K-School の
1Fのスラブ配筋検査をしてきました。
職方さん達が丁寧に鉄筋を組み立てた現場を、
設計者の立場からチェック。
教科書通りにならない場所を、構造・意匠性に
配慮しながら指示していきます。
今回は親方さんも一緒に回ってくれ、
すぐに対応してくれる姿は男前でした。
背中が何かを語っています!
小さな家を広く見せる方法のひとつ。
座ると視界が抜けずに小さな部屋になり、
立つと視界が抜けて大きな部屋になる。
人が当たり前に繰り返す動作を利用して
快適に暮らす。
ホームページに写真をアップしました。
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先日の大雪で、事務所の窓の外には雪が垂れて
つららが立派にできていました。
つららに気づいてからは外を見る回数も増え、
雪国的風景をちょくちょく堪能していることに気づく。
見たい対象が外にある事の素晴らしさを再確認。
。。。などと関心しきっていないで、
つららは危ないから撤去しようと思った今日の出来事でした笑
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栃木県小山市で二世帯住宅の計画が始まりました。
昨今建替えが進む近隣は、マンションが建ったり、住宅が建ったりと
目まぐるしく変化をしていく環境。
そんな変化にも左右されずに、光や風をふんだんにとりいれ
気持ちよく暮らせる住宅です。
閉ざしているようで、開いているような不思議な住宅。
仲がいい家族であっても、
それぞれの生活を尊重する思いやりのある動線。
優しい時間の流れを考えて計画に盛り込んでいきます。
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明けましておめでとうございます。
本年も建築を通して、誰かのためになれるような
1年になるよう努めてまいりますので、
宜しくお願い申し上げます。
アトリエキノコ 磯貝
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12月2日-3日に完成見学会をやらせていただく
群馬県みどり市で工事中の10-HOUSE(離れ)。
10坪という大きさに、奥行きを持たせる工夫として
性質の違うそれぞれのゾーンを同じ位置、
同じ大きさの開口で連続させ、仕上を分けました。
室内の設えもシンプルの中に
可愛さを少しプラスすることを意識し
気持ちのいい空間を目指しました。
当日は、駐車場の関係上、予約制で行わせていただきますので、
ご興味をおもちの方は、
・お名前:
・ご住所:
・連絡先:
・希望日時:
(両日共 10:00〜16:00の間)
をメールにてご連絡ください。
後日詳しい案内図をメールさせていただきます。
info@a-kinoko.jp
まだ予定が確定しておらず、いけるかわからないという方、
質問等ある方もお気軽にご連絡ください。
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群馬県みどり市で工事中の「10-HOUSE」。
建主さんのご厚意でオープンハウスを行わせていただけることになりました。
1500?近くある広い敷地の一角に建つ10坪の小さな離れですが、
この建物により将来的な庭の使い方を再構築すること、
母屋との関係性を密にすること、
身体にあった広がりをもつ内部にすること、
敷地周辺とのつながりを考え計画しました。
駐車場の関係上、予約制で行わせていただきますので、
ご希望される方は、
・お名前:
・ご住所:
・連絡先:
・希望日時:
(両日共 10:00〜16:00の間)
をメールにてご連絡ください。
後日詳しい案内図をメールさせていただきます。
info@a-kinoko.jp
まだ予定が確定しておらず、いけるかわからないという方、
質問等ある方もお気軽にご連絡ください。
お話できるのを楽しみにしています。
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乃木坂にある国立新美術館で開催中の
「安藤忠雄展-挑戦-」を体験しに行ってきました。
安藤忠雄さんは、建築に興味がない友人でも知っていて、
特番があると興味が無いくせに
わざわざ連絡をくれるくらい有名な建築家( ´ ▽ ` )ノ
せっかく行くならと、安藤さんのフリートークのある日に
合わせて行ってきました。
今回の目玉展示でもある「光の教会」の原寸モックアップ
について、理想としていた窓ガラスの無い形状で
作ってみましたとの話。
ただし、いまだに諦めているわけではなく
本物の建物でもいつかガラスを外したいと考えているそうです。
さすが、たたかう建築家。
フリートークの中でおっしゃっていた
「最近の住宅は便利になりすぎている」
という考え方は、私も懸念している事案のひとつで
住まう人の考える力を奪ってまい、
人間力を弱めてしまっているのでは無いかと
危惧してしまうところがあり、
建築にもっと余白があっほうが
豊かな暮らしができるのではないかと考えています。
建築や利便性について再考している最近です。
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まるでドミノの列のような模様の銀色のパネル。
温水式の床暖房です。
私の使ったことのある床暖房の中でですが、
コスト、温まる速さなどを比較しますと、
今回使用のガス温水式の床暖房が1番だと思っています。
群馬県みどり市で工事中の「10-house」では、
身体にあった大きさの家だからこそできる
どこにいても、トイレでさえも暖かい計画。
自分で設計しながらも羨ましいと思ってしまいます( ´ ▽ ` )ノ
監督さんと建主さんと現場で話していたのですが、
床の居心地がよすぎて、愛猫さん用に用意してある
棚上の猫の道を使わないんじゃないかと
笑いながら心配してしまいました。
ついにこの季節がきました。
屋号にもしている、きのこの季節!
今年は全然採れない中、唯一の群生している城を発見しました♪
山の中にいるとそれだけで幸福感に満たされます。
本当に私は、磯貝なのでしょうか。。。
この群生ビルを見つけた瞬間、
枯れ木という軸に取り外しできるキノコという部屋の構成から、
中銀カプセルタワービルをすぐに思い浮かべてしまい
少し苦笑いでした。
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少し前になりますが、時間を見つけて
香川県の直島、豊島にアートと建築、
そして風土を探索に行ってきました。
写真は建築をやっているもので知らない人はいない
西沢立衛さん設計の豊島美術館。
小高い丘にあって、
ランドスケープとアートと建築を一体化させる試み。
一目見るだけですごすぎて顔がにやけてしまう。
水滴のような建築の中に展示されている作品は1つ。
作品を見るためには奥に見える小さな山をぐるっと
1周しなければ見れない動線に。
期待値を高めさせながら豊島の自然に無意識に
近づくようにと大きな意思を体感させられる。
心地いい。
建物内部に入ると外界の自然を
柔らかく断ち切るように続く丸みを帯びたコンクリート。
もはや壁なのか、天井なのか、そんな概念も奪ってくれる内部。
建築をやっていると、情けないことにどこに行っても
建築ばかりに目がいってしまうことが最近気になっているので、
できうる限り、街並みの雰囲気、人々の在り方、気候や自然を
五感で感じるよう島々を歩いてきました。
そうすることで、もっと建築を柔らかく
自然に考えられるのではないかと思っていますので。
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古河市「K-School」は、工事を行うための工事
「土留め」を行いました。
建物が大きいため、地面の中に作る基礎の深さも
3m近くになります。
そのため、穴を掘った際に近隣の地盤が崩れて
流れ込まないようしっかりとした土留めを行うのです。
土留めが曲がらないよう、慎重に、正確に。
職方さんと、監督さんと呼吸を合わせて。
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古河市「K-Scool」の地縄検査とGL設定を行いにいってきました。
手際よく進めてくれる建設会社のみなさん。
そして、誤差もない正確な地縄は流石の一言。
地縄とは、建物の外周を型どって張った縄のことで、
実際の建物の位置などを図面と比較して確認していく検査です。
その後、建物の高さの基準となる「GL(グランドライン)」の確認。
ささっとかかれたこの赤い線がなんともいい味を醸し出していました。
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群馬県みどり市の住宅 10-house が上棟しました。
この夏の曇り空から一転、青空が広がり
気持ちの良い上棟になりました。
見上げることの多い日ですから、
空の青さと流れる雲の爽快さをより感じました。
大工さんも丁寧に仕事を進めてくれる方。
設計の意図をちゃんと理解して、確認してくれる。
ありがとうございます。
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欧州を拠点に、建築や家具などを紹介している
デザインサイトの運営会社から連絡をいただきました。
ありがたいことに、事務所開業間もない頃にも
連絡をいただき、
最近になり再度アトリエキノコのホームページを見て
掲載させてもらいたい旨の連絡。
まだ完成している建物もない中での
こういった問合せは、さらにやる気が出るので嬉しい。
少しずつ、焦らずに、いい建物を。
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茨城県古河市のK-Scoolも契約が終わり、
先日、統括の現場監督さんと顔合わせを行いました。
規模の大きな建物ですので、
現場監督さんも1人ではなく3〜4人体制で臨みます。
まだ工事前ということもあり、
図面を読み込む時間はあまりなかったはずですが、
私の気にしている、造るのが難しいところへの質問も上がり
経験豊富な監督さんであることが伺え一安心。
古河駅からよく目立つ場所に建ちますので、
いい建物にしたいという共通認識を持って工事へ向かっていきます。
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宇都宮で仕事の用事を済ませ、
友人と少し飲み歩いてきました。
友人の知り合いのバーに行った際に、
なないろに輝くディスプレイが綺麗でした。
日進月歩で照明器具が進化して
熱をあまり出さないLEDだからできるディスプレイ方法。
空間の雰囲気にお客さんを溶け込ませること。
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建物を新しく建てる際に、どのように街に溶け込むか。
どのように街に対していい影響を与えられるか。
近隣環境をよまずに、自己中心的な主張で建築することを
私は良いと思いません。
例えば、その街に昔から使われている材料や工法などを
建築に用いることができたなら、その街の魅力を
増幅させることができるのではないか。
ただし、現在あまり使われていないことを考えた時に、
その材料・工法に何かしら使いづらい要素があることも
確かであると思います。
茨城県古河市で進行中の専門学校「K-school」では、
もともとレンガ工場もあり、レンガの建築が多くある環境から
着想を得、本物のレンガを薄くスライスした材料を
外壁にふんだんに使用しています。
割付にもこだわり、従来の街に多く見受けられる
組み方をベースにしています。
街のシンボルとなりえる大きさの建築を築造するので
古河市に貢献できる建物を意識し設計しています。
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茨城県古河市で進行中の専門学校「K-scool」の
確認申請が下付されました。
確認申請とは、計画の建物が法律に適合しているかの判断を
第三者機関に提出し、適合していることを確認する申請です。
建物の規模が大きくなる・利用する人数が増えるにつれ、
人命を守るための法律が多くなり、複雑になるため
建物の計画が難しくなっていきます。
今回の専門学校の計画では、複雑に絡んでくる法律を
シンプルに整理し、法律によって出来上がる形を
デザインに活かす手法を採用しました。
様々な法律のピースを紐解き意匠に掛け合わせる作業は、
大変でしたがとても面白いものでした。
住宅の場合、厚み1cmくらいのファイル1冊で充分たりますので
比較するものでもないですが、量の違いがすごいことに^ - ^
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行こう行こうと思いながらも、なかなか行けなかった軽井沢に
建築物を体験に行ってきました。
複数個所を回った中でもっとも感動した建築物が
この田崎美術館。
メインの通りから1本それた
閑静な木漏れ日あふれるそんなロケーションに建つ。
外観は1980年代に完成しただけあって、
年月に相応しく時代を超えてきた様相。
ただし、空間の質は年月を重ね
さらに魅力を得ているように思えました。
田崎廣助さんの絵画と軽井沢から着想を得、
照明に頼ることなく自然光の移り変わりによって
作品の見え方を操作していく造り。
空調も使わず、その時々の空気感までも
作品を見るための重要な要素としています。
西洋の教会のような柱と、天井の高さ、
トップライトから反射しながら落ちてくるあかり。
祈りたくなるような感動を抱きました。
設計者は原広司さん。やはりすごい。
わかりやすい建物ですと京都駅の設計者の方です。
お近くに行かれた際はぜひ。
朝起きて仕事がひと段落ついていたことと、
この2日間は仕事関係からの電話がかかってこないということに
気づいた私は、急遽温泉に行ってきました。
日頃、常に考えている建築についての事を一時的に空白にし、
頭をリセットする意味も含めて。
とはいえ、泊りで行った鬼怒川温泉の観光スポットを
自由気ままに巡って歩く道中にも、見てしまうのは
古めかしいお土産さんの建物や、駅から伸びる道路と
街の関係などにどうしても思考が巡ってしまい、苦笑い。
川にかかる吊り橋を見ては、力学的な分布図を
目の前に見える吊り橋に重ねて、無駄がなく美しいなどと
つぶやいていたりと。
なかなか頭を空白にすることは難しい。
ただ、2日目に行った大笹牧場〜霧降高原〜日光の道中は、
すっかり頭の中を空白にできるだけの大自然に囲まれました。
遠くの沢の音や、山の匂いを脳内にたくさん吸い込むように、
車をのんびりと走らせ、気持ちいスポットだと直感したら
車を停車させて眺めるということを繰り返してきました。
自分の苗字に反して相変わらず山の方が落ち着く事を再確認しました(^ ^)
事務所の屋号も山を感じさせますし。
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ちょこたろうちゃん。たろうちゃん。
君もいよいよ耳が聞こえなくなったね。
んで、たまにベッドにおしっこを漏らすね。
申し訳ない顔するなよ。
そこも含めてウチに迎え入れるときに
君を愛する覚悟をしてるんだから。
最近は散歩も前ほどしなくなったね。
けれど、たまにいっぱい歩くときがあるよね。
「まだ行くのっ!」ってさ。
俺のためかな。君のためかな。
思い出を急ぐなよ。
俺は君とまだまだいっぱい散歩がしたいんだよ。
そんな風に思っているのは俺だけかもしれないよな。
まだまだおいらは君がいないとダメみたいだから、
君はどうぞ、自然体で暮らしてください。
建築とは無縁のブログでした。
いつまでも愛しているよ。
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群馬県伊勢崎市で内装設計をした
の写真、コンセプトを整理しました。
ハーフセルフビルドで作ることをテーマに
設計を施しました。
オーナーさんの人柄、行動力によって作り上げられた
G番地 侘び。
運がよければ超有名なアーティストにも会えるかもしれない
そんなお店です♪
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小さな建物を考える時に、どう広がりを持たせるか。
1つの箱を、機能別に4つにわけ、
1本の廊下でそれぞれをつなぐ。
すると、伏見稲荷の鳥居のように遠近法がかかり
体感的な奥行きがさらに伸びていきます。
フィレンツェにある、ブルネルスキ設計の
サンタマリアデルフィオーレ教会は
この遠近法を巧みに使い、パースの集約点に十字架を設け
さらに神々しさを持たせたと言われています。
この建物に十字架はありませんが、
生活を豊かにする工夫を
他にもたくさん含んだプランになっています。
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茨城県古河市 K-schoolの地盤調査風景です。
櫓を組み、掘削のパイプをどんどん地中深くへと
潜らせて、建物を支えられる強い地盤を探します。
地中に根を張るように、どんどん潜っていくパイプに反して、
三角錐に組まれた櫓のパイプが天へと伸びていくような
不思議な感覚がします。
これはこれで美しい。
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光を感じ、可視化するためには影が必要です。
その影の形を、光を充てる方向で操作し
濃い影、薄い影を作り出し、水面の波紋のように
壁にいくつものレイヤーで映し出します。
通路と座敷を仕切る間仕切りが光を受けて
動き出すように空間に変化をもたらします。
先日、栃木県宇都宮に8人の建築家展を見に行ってきました。
展示のテーマが「床」。
私が「床」ときいた時に、まず思い出すのは
昔に読んだ建築家さんのお話です。
その記事で非常に興味を持ったこととして、
床がそのまま真直ぐに伸びていった場合を空想しており、
A地点で考えた時、それはまさしく「床」でありますが、
そこからB地点へと移動していくと、
「床」は「坂道」になり「崖」になりいずれ
重力から解放され「床」という概念が消えるでしょう。
面白い空想に感動したことを覚えています。
一つの もの、こと が続くことにより、
変化が生じるということが
私にとって大変面白いことで、似ているけれども変わっていく。
そんな空間に心惹かれるのです。
緩やかに変わっていく建物。
飽きさせずに、疲れさせない体験のできる工夫を
10-houseにはプロットしてあります。
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久々に休みをとって、横浜中華街でたくさん食べてきました。
せっかく横浜に来たんだからと、
建築家 小泉雅生さん設計の象の鼻パークを散歩。
(中華街の食べ放題で食べ過ぎたのが1番の理由ですが。。。)
散歩の途中、パーク内にある象の鼻テラスで一休み。
「時をかける象ペリー」がお出迎えしてくれます。
建築物見学が目的ではないのですが、
やはり建築に目がいってしまう。。。
海辺にあるパーク形状と建築との関係性、
さらには近隣の街との関係性にまで
思慮を巡らせてみたりと。。。
赤レンガ倉庫でパンフェス的なものをやっていたので
覗いてみると、フジテレビアナウンサーの
木村拓也さんがお天気中継をしていました。
スラッと男前でした。
そんなのんびりした1日を過ごし、
たまには休みをとってリフレッシュするのはいいもんだな
と、しみじみ思いました。
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今日2月22日は にゃーにゃーにゃーで
猫の日だそうです。
群馬県みどり市で計画中の住宅「10house」の建主さんの
家族にも猫ちゃんがいるそうで、
人が暮らしやすいのはもちろん、
猫も楽しく暮らせる工夫がいくつもあります。
建物自体はとてもシンプルなのですが、
季節、時間、場所によって
いろいろな陽が差し込んでくるようにしてありますので
いろいろな日向ぼっこを楽しんでいただけます♫
もちろん、ちょっと隠れたいとき、俯瞰した高さから
家の中を見渡したいときなど、猫先生の気分に
合わせて居場所を選んでいただけるようになっています。
何より自由気ままに過ごしていただけるように、
猫さま専用の玄関もひょっこり設けています。
「今帰ったにゃー。」「ちょっと行ってくるにゃー。」
と、声が聞こえてきそう♪
建物に対して目線を変えてみる。
大切です。
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先週になりますが、都内での打合せを済ませた後
上野鈴本演芸場で、寄席を観てきました。
というのも、私の事務所で聞いているラジオ NACK5 の
パーソナリティー 落語家の鬼丸さんが
トリを務めるので是非見に来て!
と、ラジオで宣伝してたのが気になりまして。
寄席なんていうと、大変敷居の高い大人の娯楽なのかと思いきや、
食べて飲んで自由に観られる 気軽な演芸でした。
出てくる人も、落語家さんばかりではなく、
漫才、音楽?、マジックと幅広く楽しめます。
もちろん鬼丸師匠の落語も面白く
時間があって、やることが決まっていない日の
新しい候補の一つとなること間違い無しです♪
見ている自分に、ちょろっと「粋だなー」と酔えますので、
そういう意味でもオススメです笑
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打合せのため都内の早稲田辺りを移動中、
路面電車のある風景に出会いました。
高層化され近代化された平成の街並みに、
昭和の高度経済成長を支えた路面電車。
この対比の関係がお互いに風景を
俯瞰しあっていて、時代の軸を
行き来しているように感じました。
この関係とは真逆で、栃木県宇都宮市には
古い街並みの中に、最新の路面電車が近い将来走るようです。
建築を生業としているものとしては、
大変に興味深い都市の変化事例であります。
路面電車の風景に沿って、歩道なんかに
オープンカフェや、路面店ができれば
路面電車から見る風景と路上から見る風景が
ガラリと変わって、電車では味わえない
固有の関係性が生まれ、活気づくと考えます。
また、使われていないお店を何店舗か
市で買い上げ、少し手を加えて建物を公園として
扱ってみたり、公共的な休憩スペースや
街に誘われる仕組みを仕掛けてみても面白いと思います。
人が見えない街並みは、活気を奪ってしまうので
せっかくの路面電車との関係性までしっかりビジョンを
持ってもらえたら素晴らしい街になると思います。
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栃木県宇都宮市に、建築家の知人と仕事の打合せをしに行ってきました。
久々に会うこともあり、本題の仕事の話1割で、
9割は建築について話し合ってしまいました^_^;
どちらも目指す方向性は違えども、建築という行為によって
暮らしを豊かにし、建築の大切さに気づいていない人にも、
その大切さを伝えたいという考えは一緒ですので、
お互いの最近のプロジェクトについての意見交換も
真剣に行ってきました。
住まう方にとって、どうしたらもっと良くなるかと。
15時頃から始まった打合せも、気づくと21時近くに。。。
うん、お昼に元町家のラーメンを食べておいてよかった♪( ´▽`)
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小さな住宅に豊かさを持たせます。
この建物での豊かさは、
ただ広いという空間ではなく
身体にあった大きさで、
暮らしやすいことを意味します。
そして、季節の移ろいよりも
もっと詳細な単位の1日の移ろいを
目とお日様の温もりで感じることができます。
空間の多様な体験により
健やかに毎日を暮らしていきます。
10-houseの実施設計もいよいよ佳境。
豊かさをどんどん詰め込んでいきます。
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この金具、何に使うかわかりますか?
建物がコンクリート造になると、
一般的な住宅用の窓が使えなくなり
ビル用の窓になります。
そして、階数が高くなることを想定した窓であるビル用は
安全性を考えて、ちょっとしか開かなくなります。
通常はそれでいいのですが、火事などで煙がモクモクと
立ち込めた時に、
「もっと窓を開けて煙を外に逃がしたい!」
となります。
(僕なら逃げますが、法律上そう決まってまして。。。)
そんな時には、この金具でちょっとしか開かない窓の
ロックを外して全開にするのです!
使うことが起きないに越したことはないですね。
そんな7階建の専門学校もいよいよ実施設計に入ります。
立地的にもかなり目立つので、想像が現実になる日が
楽しみです。
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あけましておめでとうございます。
昨年は、少しずつですが仕事の幅も広がりましたので、
今年はさらに飛躍できる1年にしていきます。
どうぞ、本年もよろしくお願いいたします。
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いよいよ12月も数えるくらいになりました。
この時期は、皆様も同じだと思いますが、
忘年会が連日続きますね♪
私にとっては大変幸せなことで、
忘年会を理由に普段あまり会えない人たちとも
会える楽しく大切な時間。
そんな連日続く忘年会を利用して
私が設計をやらせていただいた群馬県伊勢崎市の
「居酒屋 G番地 侘び」に
忘年会と合わせて、写真撮影もやらせてもらいました。
写真は後日、整理できたらHPでアップします。
迷惑をかけた方々、いつもながらすみません。。。
また飲みましょう♪
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茨城県古河市へ敷地の調査に行ってきました。
計画予定地の地盤の高低差や、既存の解体予定物、
隣地や道路との境界杭の確認などなど。
もちろん、そういった調査に加えて、
専修学校が建った時に、
近隣とどのような関係になるかなども
イメージしていきます。
この学校に来てくれる生徒さんだけではなく、
街の人々に愛されるような、そんな建物になるようにと。
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構造の打合せのため、東京へ。
RC造6Fともなると、色々と考えておかなければ
ならないことが増えます。
建物のねじれや、保有水平耐力などについて
構造家さんとキャッチボール。
頭を使ったその後は、
糖分補給とばかりにケーキをパクリ♪
ここのケーキ屋さんは自分が東京に越してきて、
初めて発見したケーキ屋さん。
色合いも綺麗で、店内もかなり良い雰囲気ですので、
都内に行った際は是非。
マスカルポーネのチーズケーキ、オススメですっ!
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群馬県伊勢崎市の居酒屋 G番地2号店(仮)が完成!
レセプションに参加させていただきました。
本当は、美味しい料理を載せたかったのですが、、、
飲む、飲む、話す!に夢中で、
撮り忘れてしましました(; ̄□ ̄A
迷惑をおかけした方がいらっしゃいましたら
ゴメンなさいm(_ _;)m
いよいよお店もオープンですので、
詳しい情報がわかりましたら、
またご紹介させていただきます!
ごちそうさまでした♩
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玉子の中にはなにがある?
10-houseの玄関を開けると外があります。
そして、3つの性質と方向性を持った庭があります。
建主さんはこの離れの模型を見て
「敷地の一角にリゾートができる。」と、
喜んでくださいました(*゚▽゚)ノ
ありがとうございます!
この建物も実施設計に移りますので、
検討を繰り返しさらに良いものへと進化させていきます。
模型を覗いていたら、なぜだかわかりませんが
「心が叫びたがってるんだ」の一節が頭に浮かび
タイトルに書きたくなってしまったので、つい...(*´∇`*)
]]>JUGEMテーマ:建築
「KUMAP TOCHIGI」
なんだかわかりますか?
ツキノワグマの生息地を示したものではありませんヾ(- -;)
国立競技場を設計する 建築家 隈 研吾さんの
栃木県にある建築物をまとめたサッシです。
全部で8つ載っていまして、もちろん全部チェック済みと
思って見てみましたら、
チェックしていないものを発見してしまいました。。。
「日光警察署中宮祠交番庁舎」
チェックせねば。
それにしても、栃木県は中央より北にしか隈さんの建物がない。
観光地である事も要因の1つでしょうが、
建築物にこだわっている地域性なのかとも思います。
県南にも公共でいい建物が建つと、個人的には嬉しいのですが。
機会がございましたら、ぜひ手にとってご覧になってください。
これだけ隈さんの建物がある県も珍しいと思いますので。
建築物の見方がわからない方も、きっと楽しめる建物だと思います。
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「10-house project」がスタートしました。
ご夫婦のくつろぐ離れとしての計画。
建てる予定の場所は、イロハモミジや岩などで
構成された、人の手でちゃんと管理している
緑豊かな表情。
この地形を生かしたくつろぎのお家。
どんな案で喜んでもらおうか、
頭の中がワクワクでいっぱいです。
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事務所の屋号にもなっている、きのこ採りに行ってきました。
澄んだ空気の中、太陽と一緒に登っていく
感覚が気持ち良くてたまりません。
自然と人工の対比が、限りなく10:0に
近くなる環境に身を置くと、
日常では感じることのできない、
大自然の大きな懐を借りているという
人間の原則を思い起こさせ、
単に気持ち良いだけではなく
ちょっとした畏怖の念を抱かされます。
私は、そんな趣味を持っているためか、
建築を考える時、自然を癒しのファクターとして
飾り的に考えるのではなく、
比率を上げて深く関係性を持つように考えたいと
いつも思っています。
それが豊かな生活につながると信じていますので。
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規則性を持って連続した格子。
大工さんの「もっと綺麗に作ってやろう。」という
熱い気持ちの積み重ねが感じられる綺麗な仕上り。
高い志を持って作業に臨んでくれる事は
一生懸命案を考えた事が報われる
設計者として大変ありがたいことです。
群馬県伊勢崎市の居酒屋G番地ももう少しで完成です。
作業してくれているみんなでいいお店を作りましょう!!
所用のため、福島県南会津町の方へ行ってきました。
道中に寄った南会津町の「道の駅 番屋」の床です。
木材を100角程度で切りそろえ
床に敷き詰めるというシンプルな構成。
本当に敷き詰めているだけのため、
この上を歩くと少し床が動き
木材であることを意識させられ
ちょっとした楽しさがあります。
資源となる木材が豊富にあるからこそ意味のある
地域性を活かした仕上。
建築家の隈研吾さんが提唱する、
地域に根付いたものや工法で構成する
「負ける建築」を彷彿とさせました。
ただ、レジ前で財布を開く際は、
ちょっと緊張するかもしれません。。。Σ( ̄ロ ̄lll)
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群馬県伊勢崎市で工事中の居酒屋G番地の壁。
7m離れたところから見ると、一面平らな黒い壁。
3m離れたところから見ると、市松模様が浮かび、
1m離れたところから見ると、木材とボードで
あることに気づきます。
当たり前の「みる」という行為を使って
1つの壁に変化を生み出し、空間を豊かにします。
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中村拓志さん設計の録ミュージアム。
用途は、私設美術館兼カフェ。
避暑地や別荘地に建っていそうなこの建物、
実は栃木県小山市の普通の住宅街にあります。
結構 車通りの多い場所にあるのですが、
地元の人でも知らない事が多いくらい静かにたたずんでいます。
商業建築をつくる場合、多くの人の選択肢として
目立つように建て主張するケースがありますが、
果たしてその建て方は、お客さんの方に向いた建築なのでしょうか。
そんなことを訴えかけるように景色を作り
近隣から飛んできて、そこで根差したであろう植物と
溶け込み 静かなひと時を過ごせる空間を作っています。
ランチもやってますので、
ぜひとも中からの空間を体験してほしい建物です。
アトリエキノコ 磯貝
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同じ部材の組み合わせ方で、空間を構成。
密度を変えることで、通路との距離を調整。
群馬県 伊勢崎市の居酒屋G番地2号店(仮)の
着工前打ち合わせに行ってきました。
工事をしてくれる大工さんと、模型と図面を
いききしながら1つ1つ確認。
「これは面白そう!作りたい!」
と、言ってくれた大工さん。
いいものを一緒に作りましょう♪
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「君の名は。」もう観に行かれたでしょうか?
私 磯貝は、公開初日、しっかり仕事を終え
深夜に観に行ってきました。
私の特徴として、映画を観ていると
その世界に深く意識が入ってしまい
終わった後もしばらく
その感覚が抜けないことです。
ええ、今もまだその世界から抜けきれていません。。。
しかしこの感覚は、建築を考える時に
非常に役に立ち、その敷地、考えている建物の
中に意識が入り色々見えてくるのです。
それくらい意識が入り込まないと
いい建物はできないとも思っています。
アトリエキノコ 磯貝
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