ハーマンミラー社の大きなダンボールが届きました♪
モダン家具の代名詞的なアメリカのメーカーさんで、
ハーマンミラーの名前はご存じなくても、
おそらくイームズチェアなどの単語は
聞いたことがあるのではないでしょうか?
今回事務所に購入したのはイームズではなく
アーロンチェアというワークチェアを。
人間の座るということをひたすら研究・科学していくことから
生まれたワークチェアで、展示場で座った際に
気持ちよさに包まれ、購入を決意。
見た目は決して派手ではなく、むしろスタンダードな印象。
座ることのために作られたデザインは、
削ぎ落とされた美しさを醸し出しています。
私の建築思考に似ていることも
購入を後押ししたのかもしれません♪
茨城県古河市で工事中の専門学校の写真です。
床の型枠にあけた穴から、神々しい光が白く輝いていました。
洞窟の天井に空いた穴からこぼれる光のように、
暗がりの広い空間に1筋伸びる光は、
なんともありがたく穏やかな感覚にさせてくれます。
住宅などを設計する際に、「リビングはあかるいですか?」
と聞かれることがありますが、特に均一にあかるい必要がない
場合には、テーブルなどの必要な部分に
光を落とすような照明計画をおすすめしています。
照明だけではなく、光の濃淡や、入り方を調整することで
穏やかでくつろげる暮らしができると考えています。
今日の光を見ながら、宇都宮市にある大谷資料館を思い出しました。
光もさることながら、あそこはなんといっても涼しいです。
今さっきホームページをみましたら、
この酷暑の外気温が36度なのに大谷資料館は11度。11度です。
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美濃焼の工房を特別に視察させていただいた際に、
本来は個人に販売しないと言っていたお皿を
無理を言って何枚か譲っていただきました。
このお皿を初見で見た際に、頭の中で
パスタ、刺身、トマトのサラダなど、
色々な食材を盛りつけたいという欲にかられ無理をいいました。
想像していた通り盛り付けると美味しそうに。
私が器用であれば、もっと映えるように手を加え
さらにお皿の良さを引き出せるのでしょうが。。。
メンテナンスに少し手はかかりますが、
普段使うものだからこそ、少しでも豊かに。
それがより愛着へと変わっていきます。
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群馬県みどり市の10-houseに
初夏用の写真を撮らせていただきに伺いました。
工事中が秋だったということもあり、
落葉した庭を眺めながら
新緑萌え盛る季節を心待ちに...
想像していた通り建物は緑に馴染み
木々と溶け合うように庭園の景色をつくっており、
お施主さんからもニッコリと「快適です♪」の一言をいただきました。
ありがとうございます!
景色に馴染み、景色になる建築。
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建築の竹林。
コンクリートで建物を作る際に必ず現れる光景。
この竹林の中をすり抜けていくとき
自分自身にしか見えない道筋をたてて歩いていく。
ある程度均一な密度の中、方向性をもたない空間は
通り抜けるという目的が、道という空間をつくりだす。
考え方によって空間が変わるフレキシブルな状態。
住宅であっても、そんなゆとりのある空間をもつと
豊かになるのかなと思います。
茨城県古河市の専門学校工事も6層目。
この景色が見られるのもあと1層となりました。
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レンガタイルの工場検査に岐阜県多治見市に行ってきました。
工事中の専門学校のメインの印象を決める大切なファクター
でしたので、直接相談や意見交換を行える有意義な時間でした。
赤に近い明るいタイルの比率により、僅かな差でも
かなり印象が変わります。
写真の真ん中から右側が25%、左側が20%。
僅かな差ですが、見え方がかなり違うことが
お分りいただけますでしょうか。
現地の職方さんも、熟練の方々で、現地で比率を伝えると
その場で組み替えてくださる手際の良さに感動。
実際に貼り上げられる日が楽しみです。
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茨城県古河市で工事中の専門学校K-schoolの現場に
工事用のエレベーターが設置されました。
細い骨組みで組まれた架構、スケルトンな視界、
そして映画に出てくるような手動式のドア。
いい...
美しくはないですが、童心をくすぐられます。
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茨城県結城市で、民家の一室をリフォームして
サロンにする計画「Salon-N.O.」が始まりました。
10畳ほどのスペースを、20畳にも30畳にも感じることのできる
工夫をたくさん施し、造っていきます♪
和風のアンティークな現在の外観の雰囲気を生かし、
オーナーさん希望のヨーロッパの田舎にあるような
古民家テイストを練り混ぜていきます。
一見相反する位置にあるような和と洋を、
様々なテクスチャーと色を使い、つなげていきます。
のんびり気持ちのいいサロンになりそうです♪
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茨城県古河市で工事中の専門学校。
内部の色を考えるため、部分的な模型を制作しました。
目線の高さで写真を取り、加工していろいろな色を試します。
落ち着く配色や、元気の出る配色、気持ちのいい学校を目指して。
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宇都宮メディアアーツ専門学校の卒業制作展にいってきました。
建築をやっている者ですが、相変わらずその他の学科の
卒業制作に興味が湧いてしまいます。
今回一番面白いと思った作品がこの展示。
ラビュタが本当にあると信じていた小学生の頃は、
見るもの全てが、脳内で自由に変換され、
自分だけの世界を常に作っていた。
そんな気持ちをフラッシュバックさせてくれ
童心へと誘ってくれる気持ちのいい作品でした。
脳内変化を起こすと、
目の前にある鉛筆もただの鉛筆ではなくなり、
木こりのおじさんが削ってくれる。
ランドセルでスキーをしちゃう。
引き出しからポテトチップスが出てくる。
自分ならどんな世界を作るだろう。
わくわくがとまりません♪
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コンクリートを打つための型枠です。
大きな模型のように構成していく型枠を見ていると、
今見えているものが表のような表情に思えてきます。
等間隔に配置された金具も、
まるで植栽を這わせるための素敵な仕掛けに見えてきます。
この後、ここに鉄筋を組んで型枠で蓋をすると裏になるのですが、
コンクリートを打設して型枠を外すと、
今見えている面のツルッとした表情がコンクリートに記憶されます。
裏のような表のようなおもしろさ。
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茨城県古河市 K-School の
1Fのスラブ配筋検査をしてきました。
職方さん達が丁寧に鉄筋を組み立てた現場を、
設計者の立場からチェック。
教科書通りにならない場所を、構造・意匠性に
配慮しながら指示していきます。
今回は親方さんも一緒に回ってくれ、
すぐに対応してくれる姿は男前でした。
背中が何かを語っています!
小さな家を広く見せる方法のひとつ。
座ると視界が抜けずに小さな部屋になり、
立つと視界が抜けて大きな部屋になる。
人が当たり前に繰り返す動作を利用して
快適に暮らす。
ホームページに写真をアップしました。
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先日の大雪で、事務所の窓の外には雪が垂れて
つららが立派にできていました。
つららに気づいてからは外を見る回数も増え、
雪国的風景をちょくちょく堪能していることに気づく。
見たい対象が外にある事の素晴らしさを再確認。
。。。などと関心しきっていないで、
つららは危ないから撤去しようと思った今日の出来事でした笑
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栃木県小山市で二世帯住宅の計画が始まりました。
昨今建替えが進む近隣は、マンションが建ったり、住宅が建ったりと
目まぐるしく変化をしていく環境。
そんな変化にも左右されずに、光や風をふんだんにとりいれ
気持ちよく暮らせる住宅です。
閉ざしているようで、開いているような不思議な住宅。
仲がいい家族であっても、
それぞれの生活を尊重する思いやりのある動線。
優しい時間の流れを考えて計画に盛り込んでいきます。
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