神々しい光と私の煩悩
茨城県古河市で工事中の専門学校の写真です。
床の型枠にあけた穴から、神々しい光が白く輝いていました。
洞窟の天井に空いた穴からこぼれる光のように、
暗がりの広い空間に1筋伸びる光は、
なんともありがたく穏やかな感覚にさせてくれます。
住宅などを設計する際に、「リビングはあかるいですか?」
と聞かれることがありますが、特に均一にあかるい必要がない
場合には、テーブルなどの必要な部分に
光を落とすような照明計画をおすすめしています。
照明だけではなく、光の濃淡や、入り方を調整することで
穏やかでくつろげる暮らしができると考えています。
今日の光を見ながら、宇都宮市にある大谷資料館を思い出しました。
光もさることながら、あそこはなんといっても涼しいです。
今さっきホームページをみましたら、
この酷暑の外気温が36度なのに大谷資料館は11度。11度です。
- 2018.07.18 Wednesday
- 茨城県古河市のこと
- 14:54
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- by アトリエキノコ一級建築士事務所